この記事では、大人数で使える会議室用のマイクスピーカーと接続事例を説明します。
本記事の内容
- 一体型タイプ
- 連結タイプ
- 接続事例
この記事を書いた人
この記事を書いている私は、手順通りにMicrosoft365のアプリケーションを覚えることができる電子書籍をKindle出版しています。
一体型タイプ
一体型タイプを使う理由は、2つ
- 接続が簡単(すぐ会議を始めることができる)
- 配置が簡単(真ん中に置くだけ)
カメラもセットになっていますが、ロジクールを使っている企業は多いです。
logicool GROUP ビデオ会議システム CC3500eR
ココがおすすめ
大型のマイクスピーカーの集音範囲が広い6m(実際は、2、3m)
集音範囲が8〜10mと書いてある直径15cmくらいのマイクスピーカーがありますが、実際は、1mで4人用です。
ソーシャルディスタンスで近づいた会議ができないので尚更です。
ココがダメ
コードが細い(ハブに接続する必要がある。)
接続事例で説明しますが、ハブに接続する必要があり、コードが細いのでいつ断線するか心配です。
高価なビデオ会議システムです。複数台ない場合は、予備のコードがあると安心です。
Webカメラは、ビデオカメラに比べると性能が悪いので、固定で置きっぱなしの場合は、いいと思います。
近づけた時のピントがすぐ合わない、画質が悪い、ズームイン、ズームアウトの調整が難しいです。
購入する場合ですが、ロジクールの販売店であれば無償貸出をしてくれます。
台数は限られているので、待つかもしれません。
下記サイトの「セールスへのお問い合わせ」から無償貸出をできる販売店を紹介してもらいましょう。
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ロジクールGROUPビデオ会議システム(中~大会議室向け)
www.logicool.co.jp
今必要という人は、接続事例を見てから購入して下さい。
販売店以外で買ったとしてもロジクールは、修理対応もインターネットからできるので安心です。
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Logicool サポート + ダウンロード
support.logi.com
連結タイプ
連結タイプを使う理由は、2つ
- 集音範囲が広い(参加者の声が聞きやすい)
- 外部マイクと外部スピーカーを接続(司会進行用のマイクとして使える)
ヤマハ ユニファイドコミュニケーション マイクスピーカーシステム YVC-1000
ココがおすすめ
・マイクを好きな位置に配置できる。
・イベントに使える。
ヤマハのYVC-1000のマイクは、最初に1つ付いていますが、集音範囲は、推奨3m以内となっています。
ロジクールCC3500eRと同じ様にマイク1つで使うと音が小さく使えません。
安い15cmくらいのマイクスピーカーより性能はいいですが、あまり変わらない印象です。
必ずマイクは、2、3個必要です。(1個の場合は、安いマイクスピーカーと同じです。)
それから、マイクとスピーカーが別々なので外部マイク、外部スピーカーを使うことでイベントに使用が可能です。
ココがダメ
配置場所が難しい
マイクの配置場所にもよるかもしれませんが、ノイズを拾って全く聞こえなくなることがあります。
それからパソコンの近くに置くとタイピングの音が煩いなど、マイクの配置場所には気を使います。
会議の前に環境音響調整を行う、マイクを適切な場所に置くようにして下さい。
購入する場合ですが、ヤマハの販売店であれば無償貸出をしてくれます。
台数は限られているので、待つかもしれません。
下記サイトの取引のある販売店に無料貸出を依頼して下さい。
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販売店
sound-solution.yamaha.com
急ぎで体験したい方は、デモルームが東京都品川区高輪にあるので、電話して見て下さい。
各種ビデオ会議システムを使ってデモができます。
接続事例
大会議室のレイアウトは、ロの字、コの字、スクール(シアター)が一般なレイアウトになります。
ロジクール(一体型タイプ)、ヤマハ(連結タイプ)を配置した場合のレイアウトを見て下さい。
よく使うレイアウトにマッチしたら一体型タイプ、連結タイプどちらを購入すればいいか分かると思います。
※接続事例図が分かりやすいようにWebカメラの接続は省いてあります。
ロの字
ロの字レイアウトの場合は、参加者を全員見渡すことができ、中心のマイク・スピーカーに向かって話すことで外部で聞いているビデオ会議参加者にもしっかり聞こえるようになります。
プロジェクターやモニターは使わずに、参加者全員がノートPCを使い画面共有で会議を進めます。
Logicool
ポイント
・Teamsで参加する人は、音声オフで参加して、PC1台のみ、マイクとスピーカーをONにします。(Zoomの場合も同様です。)
YAMAHA
ポイント
・Logicoolと違い、YAMAHAの方がマイクが近いことから小さい声も拾うことができます。(パソコンには近くならないようにしましょう。)
コの字
コの字レイアウトは、大型のモニターやプロジェクター使うプレゼンテーション形式のビデオ会議に使用します。
参加者は、ノートPC不要です。
YAMAHA
ポイント
・ノートPCが必要ないのでスピーカーの位置は、自由に置くことができます。
スクール(シアター)
スクール形式のレイアウトは、セミナーや勉強会などに使用します。
参加者は、ノートPC不要です。
YAMAHA
ポイント
・YAMAHAは、外部マイク、外部スピーカーを使うことができるので、セミナーや勉強会には絶対に使いたいマイク・スピーカーです。集音マイクは、参加者の質問用になります。
Logicool
ポイント
・一体型の場合は、セミナー講師のノートPCにコンデンサーマイクを接続して使用します。
・質問の時は、開催者がセミナー講師のマイクをミュートにして、ロジクールのマイクをONにして会場の質問者は、集音範囲まで移動して質問をして下さい。
まとめ
今回は、大会議におすすめのWeb会議マイクスピーカー10万円以上を説明しました。
ロジクール(一体型)は、1台での集音範囲が広く使いやすいのでロの字、コの字のレイアウトに対応していますが、セミナーや勉強会などのイベントには向いてません。
拡張マイクも用意されていますが、マイク・スピーカー本体に接続するタイプになるので、抱き合わせのレイアウトに対応しています。
ヤマハ(連結タイプ)は、接続コードは増えてしまいますが、全てのレイアウトに対応していて、外部マイク、外部スピーカーを接続できることから外部講師を招いたセミナーに向いています。
現在、10万円以上のビデオ会議システムは欠品が続いていますので、在庫があるうちに購入するか、イベントがあるときにレンタルをすることをオススメします。
レンタルは、安いところで1日13,000円、拡張マイクが3,000円になります。(税別)
会社名 | 1日レンタル | 拡張マイク |
株式会社サンテクニカル | 1,3000円 | 4,000円 |
株式会社シネ・フォーカス | 15,000円 | 3,000円 |
株式会社エージーエーコーポレーション | 15,000円 | 3,000円 |
株式会社イベント21 | 15,000円 | なし |
そして、ビデオカメラをWebカメラとして使ったほうが画質がよく、ズームが簡単、手ブレ補正付き、録画もできます。
是非、ビデオカメラをWebカメラとして使ってみて下さい。
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